半年間の愛猫との闘病生活を終えて。④

ペットのこと

愛猫が慢性腎不全になりました。

前回は、肝リピドーシスの疑いがあり強制給餌と服薬治療を行っていた「かりんとう」が腎機能の数値も悪化してしまい、【セミントラ(慢性腎臓病の経口治療薬)】の内服も始まったところまでのお話でした。

前回のお話はコチラから。

【肝リピドーシス疑い】による黄疸が改善し、腎機能が悪化した愛猫

強制給餌を飼い主、愛猫「かりんとう」共に1か月ほど頑張った結果、肝臓の数値はまだ高いものの下がり、黄疸も消えて回復傾向に喜んでいたのですが、

今度は腎機能の数値が高くなってしまい、慢性腎臓病の経口治療薬である【セミントラ】の内服が始まりました。

このお薬は嫌がる猫ちゃんは少ないようで、「かりんとう」もちゅ〜るに混ぜて問題なく服薬することができました。

猫の慢性腎臓病はまず治ることはなく、腎臓に負担をかけない低タンパク質・低リンのフードや投薬を行い病気の進行を遅らせることが主な治療方法になります。

猫の慢性腎臓病の症状

初期には、多飲多尿(水をたくさん飲み、尿量が増え、尿の色が薄くなる)。

進行すると、食欲不振体重減少、嘔吐、痙攣発作などの全身症状が現れる。

「かりんとう」も上記の症状が現れていました。

鉱物タイプの猫砂を使っているのですが、多尿で砂が大きく固まり、トイレの底にもくっついて掃除も一苦労でした。

慢性腎臓病の症状が出てしまったのはショックでしたが、肝臓が回復してきて、食欲が出てくれたのは嬉しい状態変化でした。

この頃の「かりんとう」は、初回受診時の体重3.9kgだったのが4.2kgほどに回復していました。

食事は強制給餌とウェットフードを1日1袋とちゅ〜るを投薬用含めて1日3本程度。

4kgの猫さんが1日に必要なエネルギー量を目安に食事をあげていました。

⬇︎闘病生活で色々と試したフードの紹介はコチラの記事で⬇︎

【慢性腎不全】の数値になっても食欲が出てきた愛猫

2022年8月ごろ。

慢性腎不全の血液検査結果や、尿の症状が出てきた「かりんとう」ですが、強制給餌をしなくても体重維持ができるくらいに食欲は回復していました。

口腔内の状態は悪いのでドライフードを噛んで食べることは難く、丸呑み状態ではありましたが、【ダイエティクス キドニーキープ】は少しずつ食べてくれるようになりました!

もともと食に貪欲(元野良猫)な性格だったことも良かったです!

この頃は体重も増えて、力も出てきていたので強制給餌をするために捕まえることは困難になっていました。

給餌用のシリンジを用意するだけで気づいてしまい、捕まえてタオルにくるんでも、すぐに飛び出して逃げてしまっていました。

猫パンチもひっかく力も強くて、飼い主は毎日傷だらけになりました_:(´ཀ`」 ∠):

先生には「腎臓が悪なってきてても食欲はあるんだねぇ」と言われていました。

ただ、腎機能が悪くて麻酔を使う検査やステロイドは使えないので対処療法しかできず。

それでも、食欲が出てきたことはとっても嬉しい出来事でした!

飼い主たちが仕事の間は猫2匹でゆっくり過ごしていたと思います。

【甘えん坊のお兄ちゃん猫】その頃の「くりきんとん」

「かりんとう」への強制給餌の様子を毎日近くで見ていた、お兄ちゃん猫の「くりきんとん」。

弟分猫が闘病生活を始めてから、飼い主たちがつきっきりになることが多くてストレスを抱えていました。

「かりんとう」の食欲と体力が戻ってからは、少しずつ以前のように2匹仲良く過ごす姿も見られるようになりましたが…。

猫たちも、体調が悪いと一人で過ごすようになりますね。

2匹とも同じように愛情を注いでいるつもりでも、「くりきんとん」はやきもちやいて拗ねているようで、闘病生活を始める前はとーっても仲良しでいっつもくっついていたのに、この2か月くらいは一緒にいる姿を見ていませんでした。

甘えっ子にゃんこのケアも難しいですね。
我が家に来る前からずーーーーっと仲良しだった2匹が離れているのは見ていて悲しかったです。

そんなある日、

仕事から帰宅すると2匹で仲良くベットでくっついて寝ている姿を見ることができました。

「もっと遅く帰ってくればよかったなぁ」と思った瞬間でした。

やっぱり、この2匹の絆はしっかりあって仲良しニャンズです♪( ´θ`)ノ

愛猫の自宅での食事量と体重チェックは【元気でニャー】で!

食欲が回復していましたが、飼い主は共働きでどうしても昼間が心配で、なるべく私が仕事を早く切り上げて帰宅し、猫たちの様子を見る日々が続いたいました。

ペットカメラも検討しましたら、家中にカメラをつけるわけにもいかず…。

そんな時にネットで知ったのが【元気でニャー】です。

家のネットに接続すれば、リアルタイムでトイレや食事量の通知が届きます。

日常生活の中で、体重チェックが行えるのでとても重宝したアイテムです。

また、使用量もとても安くて通院にお金がかかるペットの闘病生活中に本当に助かりました。

外出中の日中に、通知が届いて「今日もちゃんと動いてるね。」と安心できました。

【元気でニャー】を設置してからは少し心が救われましたね。

開発者のサポートもしっかりしていて、嬉しかったです。
ありがとうございました!

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