【保護猫・サクラ猫】うちの庭で暮らす野良猫「にぃちゃん」の記録【腎機能障害】

ペットのこと

今回は、実家の庭で寝泊まりして暮らしているキジトラ猫の「にぃちゃん」のお話です。
2019年ごろからうちの庭に訪れるようになった大きな雄猫です。

O~DANより

野良猫さんなので正確な年齢は不明。
うちに来た時に既にしっかりとした成猫だったので、推定8〜10歳くらいではないかと思います。

当初は先住の庭猫(ミケちゃん♀・クロちゃん♀)がいたので追い返していたのですが、負けずに何度も何度も庭に来ては先住猫のご飯をもらっていました。

ある期間、半年ほど姿を見せなくなりどうしたのかと思っていたところ、サクラ耳になって帰ってきました。ご近所にも猫好きのお宅が数軒あるので、きっとどなたかがTNRしてくれたのでしょう。

当初は先住猫の闘病でいっぱいいっぱいだったので、「にぃちゃん」の人馴れ加減はあまり記憶にありませんが、今ではうちの家族の一員として、とても人馴れした野良猫になりました。

大きな体格をしていて、太り気味だったのでダイエットフードを病院で購入していました。

基本は外で暮らしているので、縄張り争いで喧嘩をして怪我をしてくることもしょっちゅう。
その度に動物病院へ連れて行っています。
上半身に怪我をしてくることが多く、先生曰く相手に向かっていく喧嘩の強い猫さんだそうです。

そんな「にぃちゃん」が2023年の年末にまた首元と上腕の脇あたりに怪我をしてきて、ごはんを食べなくなりました。
いつも怪我をすると痛みでなのか食べなくなるのですが、今回は一向に食べる気配が無く、年明け(2024年1月2日)に近所でやっていた動物病院へ連れて行きました。

血液検査の結果、腎機能の数値が非常に悪く、先生には「こんな状態でよく動けるね。いつ亡くなってもおかしくない数値。強い子だね。」と言われてしまいました。

1年前の血液検査では何の問題もなかったのですが、とてもショックです。
その先生曰く、猫の1年は人間の4年分だかた、1年前の結果は意味がないとのこと。

そこから、ビタミン剤と補液の点滴が始まりました。
ビタミン剤の注射は痛いそうです。にぃちゃんも嫌がります。
そして、しばらく家の中での療養をさせることにしました。

実家には家猫もいるので、家猫とは別の部屋での療養になります。
しかし、野良生活が長いだけあって、やっぱり外に行きたがりますね。
野良生活中も、家の中で少し休憩(食事と睡眠)する時間はほぼ毎日ありましたが、日中は基本外で暮らしていました。

きっと、周辺のパトロールがしたいんでしょうね。
あと、トイレは外でしたいようで鳴きながらうろうろします。

初日は、寝床に敷いてあったマットの上で尿をしました。
その尿を猫砂に吸わせて猫用トイレに入れておいたら、次からはトイレでしてくれるようになりました。猫って賢いですよね!

野良猫にぃちゃんの外生活のトイレ状況は不明ですが、家の中では猫用トイレでウンチもオシッコもしてくれるようになりました。

猫ってトイレの容器や砂、ごはんやご飯の器にも何かしらこだわりがあるんですよね。
にぃちゃんも最初用意したトイレにはあまり興味を示さず、ホームセンターで新しく購入してきたトイレのほうを使用しています。(お古は嫌だった?)

にぃちゃんは、このトイレを使っています。


猫砂はライオンのこちら。小さい砂なので肉球に挟まって飛び散るので掃除は少し大変ですが、消臭効果はこの猫砂が優れていると思います。
歴代の猫ちゃんたちもお気に入り。

病院の先生曰く、「猫はこだわりが強いから、違うトイレを5個くらい置いておくとどれかでするようになるよ」と。

さすがに家にそんなには置けないので、どうにかトイレを覚えてくれて良かったです(^^;;


ご飯を食べないのも心配ですが、腎臓が悪く脱水も酷いのでお水も飲んでほしいですよね。

庭にいるときもお水を飲んでいる姿は見たことがなったのですが、家でもなかなか飲もうとはせず。
以前、我が家で使っていた自動給水機を設置してみました。

設置してみるとすぐにベロベロと飲んでくれました。
これも猫によりますが、うちに以前いた「かりんとう」も自動給水機の水が好きでよく飲んでいました。
普通にボールやお椀に入った水のほうを好む猫ちゃんもいるので何とも言えませんが、お水も数カ所に置いてみると気に入った場所で飲むと思います。

本当に猫様って難しい( ̄◇ ̄;)言葉がわかるようになりたいです。

猫飼いさんは、ご飯を食べてくれない、水を飲んでくれない、トイレをしてくれない状態に一喜一憂してしまいますよね。大切な猫ちゃんとの精神的な戦いですね。

猫に限らずですが、愛するペットの闘病は何度経験しても慣れません。どうしてあげたらいいのか考えてもなかなか答えが出せなくて飼い主も寝れない日々が続きますね。

野良猫さんの場合、どこで何をしているのかわからないことが多いので特に。
外に出して帰ってこなくなるのも心配で、どうしてあげるのが本人にとっていいのか悩みます。

家の中でケージに入ってくれると助かるのですが、ケージに入れると暴れるので難しい。
今は少しずつ慣らしているところです。
人のいるリビングではおとなしくのんびりいい子に過ごしてくれるのですが^^;

病院で点滴をし、家ではシリンジで少しずつ水を飲ませていると、だんだん動けるようになってきたのか、床をバリバリしようとしていました。

家にあった新しい爪研ぎを部屋に置くと、さっそく爪研ぎをしていました。

爪研ぎをする元気があるのはよかったです。
お外で遊べなくてごめんね。

一緒にがんばろうね。

大きな猫ちゃん用にはこちらの爪研ぎもおすすめです!

6kg以上のぽっちゃり猫ちゃんでもゆったりくつろげるサイズ。
おもいっきりバリバリ楽しんでほしいですね!


続く。


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